自治体関連業務|Local Government Work

自治体関連業務|Local Government Work

自治体関連業務

秋田県藤里町Reデザインプロジェクトエリアデザイン(2016〜2017)
   
2016年度より「ふじさとReデザインプロジェクト」エリアデザイン『公共施設のマネジメント調査』業務受託。藤里町の公共施設マネジメントの現状調査を実施。

2017年度、公共施設マネジメントの課題、対策を検討。FMの管理手法だけでなく、現在地方自治体が抱える課題『施設の老朽化・歳入の減少』を俯瞰的にとらえ、中長期的な計画立案を支援。
秋田県藤里町「公共施設マネジメント(ふじさとモデル)」の構築および運営支援(2018〜)
   
平成30(2018)年度、地域総合整備財団(ふるさと財団)公共施設マネジメント調査研究(研究モデル事業)事業として、『小規模自治体において公共施設を持続的に維持・活用するための、職員
中心で実施可能な公共施設マネジメントの仕組みの構築』が、秋田県藤里町、サウスフィールドマネジメント、東京藝術大学美術学部 建築科ヨコミゾマコト研究室にて受託。小規模自治体において公共施設を持続的に維持・活用するための、職員中心で実施可能な公共施設マネジメントの仕組みの構築(ふじさとモデル)を達成させた。全国に存在する、同様な自治体だけでなく中核都市においての活用の可能性を広げた。

公共施設マネジメント調査研究(研究モデル事業)
公共施設マネジメントinfo
『ふじさとモデル』概要(PDF: 1.0MB)
平成30年度 公共施設マネジメント調査研究(研究モデル事業)
藤里モデル概要
東京芸術大学 実績一覧
宮崎県都城市立図書館整備・管理運営等業務(2017〜2018)
 
旧都城大丸跡地の再開発の一環として設置された、新しい市立図書館の整備、管理運営を指定管理者「MALコンソーシアム」に参画、開館準備支援実施。運営管理に関する業務仕様書の作成、支援実施。2018年4月28日開館。

都城市立図書館
都城市立図書館、高城図書館について
Youtube
横浜市開港5都市景観まちづくり会議 2019 横浜大会運営委員(2018〜2019)
安政5年に開港の港に指定された神戸、長崎、新潟、函館、横浜の「開港5都市」において、景観やまちづくりに関する活動を行う市民団体を中心に、景観づくりやまちづくりの議論と交流のための会議を毎年開催。2018年函館大会出席。2019年横浜大会運営委員。
秋田県藤里町 健康保養館群未来構想作成業務(令和3(2021))
東京藝術大学美術学部 建築科ヨコミゾマコト研究室と共同で、秋田県藤里町「健康保養館群未来構想」作成業務を受託。老朽化が進む、健康保養館群の各施設が抱える課題、及びその真因を分析し、来るべき人口減少社会や、新型コロナウイルス感染症による影響から回復後の社会状況・生活様式の変化等を見据えながら、健康保養館群が藤里町らしく、また、時代に対応した施設として健全に稼働できるデザイン方針等(以下、「健康保養館群未来構想」という)を提示した。
未来構想は、机上の計画だではなく、運営を継続しながら更新を行っていく、具体的な計画を概算金額と共に提示を行った。
秋田県横手市『横手駅東口新公益施設運営基本計画策定支援業務』(2019~)
Ao-na開館支援アドバイザー
    
新公益施設の横手市アドバイザリー業務受託。横手市側コンセプトの取り纏め、横手市新公益施設建設にかかわるアドバイザーとして受託。各部署の調整。新図書館、既存図書館の改善を開館まで実施。2024年9月14日開館予定。 
https://www.city.yokote.lg.jp/1001344/1008136/index.html
https://twitter.com/ao_na_yokote
https://www.instagram.com/ao_na_yokote/?igshid=MzRlODBiNWFlZA%3D%3D
秋田県横手市『公共施設の再配置方針を検討する市民検討委員会』委員受嘱(2020)                                      
横手体育館、横手市民会館、市民プールの維持・廃止を公募市民と共に再編方針を検討する委員会。施設管理の専門家として、東北大学本江准教授と共に、施設管理の専門家として検討委員会をリードし、アドバイスを実施。検討委員会で取り纏めた意見は、横手市長に『提言書』として提出、以後の再配置計画の判断の基礎となる。
https://www.city.yokote.lg.jp/kurashi/1001140/1009956/1009960/1010516.htmlhttps://www.city.yokote.lg.jp/kurashi/1001140/1009956/1009960/1010516.html提言書
神奈川県厚木市複合施設運営方針検討業務受託(2020)
  
㈱マナビノタネ「コンソーシアム」として、「厚木市複合施設運営方針検討業務」を受託。2026年度竣工予定の、本厚木駅北側(約4.5ha)、総建築工事費224億、計画延べ床面積48,700㎡の事業のコンセプト作成を支援する。開発予定計画は、厚木市新庁舎、図書館、未来館、消防本部、国県の行政機関等の機能が集約される。
https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/machiit/toshi/nakatyou2-2/kihonkeikaku/d047173_d/fil/gaiyou4.pdf
秋田県横手市『横手体育館及び横手市民会館整備基本計画策定委員会』委員を受嘱(2021)
 
公共施設に関する専門的な知識を有する者として、基本計画策定委員会に参画。基本設計、開発時のコストコントロール、運営手法についてアドバイスを行った。
https://www.city.yokote.lg.jp/kurashi/1001140/1009956/1009960/1010517.htmlhttps://www.city.yokote.lg.jp/kurashi/1001140/1009956/1009960/1010517.html

横手体育館及び横手市民会館整備基本計画策定委員会の様子
静岡県「新県立中央図書館」公募型プロポーザルで、CAt・アイダアトリエ・⽇建JVとして参画
最優秀技術提案者として採択される(2022/3)
静岡県「新県立中央図書館」公募型プロポーザルで、CAt・アイダアトリエ・⽇建JV、「物流DXアドバイザー」として参画。最優秀技術提案者として採択される。「書籍の搬送」の効率的動線、他館との効率的な物流動線などに加え、蔵書点検ロボットとRFID(UHF 帯のIC タグの活用)を活用したDX などの新技術導入の可能性を提案。
埼玉県幸手市自治体職員へ講演を実施(2024)
 
「共に築く未来 新庁舎整備における自治体職員の役割」として、自治体庁舎整備の今を知り、地域社会を強化する機会でもある新庁舎整備に関して、職員の役割を共有した。また、公共施設等総合管理計画及び幸手市公共施設個別施設計画の内容を含めた講義を通して、市の現状や課題を認識し、意識の向上を図ることにより、「未来志向のまちづくり」の実現に必要な人材を育成することを目的とした。

官民連携事業

秋田県横手市とDXを活用しICタグ化された蔵書を点検するロボットの実証実験を行うため、官民連携による事業連携協定を締結(令和3(2021)年12月24日)
 
横手市(秋田県横手市、市長:髙橋 大、以下「横手市」)、株式会社ソフエル(本社:東京都港区、代表取締役:伊賀 亨治、以下「ソフエル」)、金剛株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:田中 稔彦、以下「金剛」)、サウスフィールド・マネジメント株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:南野 稔、以下「サウスフィールド」)は、令和3年12月24日に、ICタグ※1を活用した「蔵書点検ロボット実証実験に関する事業連携協定」を締結。

事業連携協定を通じて、図書館の蔵書データを使用し、ロボットによる業務の自動化によって、図書館の抱える課題をどのように解決ができるかを、様々な角度から、官民連携により研究を実施。
実証実験(動画)

プロパティーマネジメント(PM)業務

(株)プロロジス(2006〜2009)
物流施設のプロパティーマネージャーとして15施設、運営管理者を務めた。『PM体系化プロジェクト』のリーダーとして、プロジェクトを取りまとめ他社との差別化に貢献。不動産マネジメントソフト(Yardi)の開発担当者として、US本社との責任者を担った。

2007年ProLogis米国本社より、『K. Dane Brooksher Award for Customer Service Excellence』の表彰を受ける。
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(2009〜2016)
 
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ設立時より参画し、プロパティーマネジメント部の責任者として、100施設、約460万㎡、物流ファンド運営・管理の執行責任者を務めた。新規開発プロジェクトのメンバーとして、施設作りのコンセプト、デザインレビュー、詳細プラン作成に参画。新規の開発だけでなく、築古の物件をリニューアルし、7年間連続で98%の高稼働率を達成させた。
2010年10月、シンガポール証券取引所への上場プロジェクトメンバーとして、3か月でシンガポール証券取引所のメインボードに上場を達成した。

大手コンサルティング会社と共同で入居顧客を対象にCS(顧客満足度調査)を毎年実施し、既存物件の改善や新規物件へのフィードバックを実施した。

FM(ファシリティマネージメント)会社とのアライアンスを提携し、全国95物件の安定運営のシステムを構築した。

不動産のアプリケーション(JDE, DSI, BI等機関システム)の開発のプロジェクトマネージャーを兼務し、PM管理、受発注、レポーティングのシステムを構築した。

アセットマネジメント(AM)業務

ニューシティコーポレーション(2005〜2006)
レジデンシャルビルのアセットマネージャーとして13棟、資産規模350億の運用行った。PM会社5社管理の窓口責任者としてレンダーへの窓口となり、日常の運営管理、の構築、取りまとめを行った。
不動産管理システム(MKI)の導入責任者として、システム導入プロジェクトを推進、導入・稼働させた。

ファシリティマネジメント(FM)業務

東京美装興業株式会社(1994〜2005)
2003年〜2005年 AIGエジソン生命保険(株)(現プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)へアカウントマネージャーとして出向。全国200拠点のファシリティマネージメント統括管理とオペレーションを担当。拠点の移転・統廃合のプロジェクトリーダーを務め、本社移転プロジェクト移転計画の作成と移転を実施。

2002年〜2003年 シスコシステムズ(株)へアカウントマネージャーとして出向。シスコシステムズWork Place Resource部にてFacility Serviceを提供。全国11拠点のファシリティマネージメント、ファシリティマネージメントに関わる協力会社との運営・管理を実施。
ジュリアード音楽院、ファシリティ・メンテナンス部 インターン(2000〜2001)
Pratt Institute大学院在学中、ジュリアード音楽院、ファシリティ・メンテナンス部アシスタントインターンとして施設管理業務、ビル全体の設備・運営管理を行った。大学内全ての建物機械設備の推定寿命算定と交換時のコストの比較、分析を実施し、予算作成の基礎データーを作成した。
ジョンソンコントロールズへ出向(2001〜2002)
ニューヨーク市教育委員会の本部および小中学校23校の施設管理を実施。クライアントディレクターとともに管理運営データベース(Maximo)を使い、建物の修繕履歴管理、オペレーションの予算実績分析、および予算作成に貢献した。その後、ニューヨーク市教育委員会への110校の提案書作成チームに参画し、受託を達成した。
地域総合整備財団(ふるさと財団)より、公共施設マネジメント調査研究(研究モデル事業)採択
(平成30(2018)年)
 
地域総合整備財団(ふるさと財団)より、2018年度の『公共施設マネジメント調査研究及びマネジメントシステムの構築』事業において、東京藝術大学美術学部 建築科ヨコミゾマコト研究室との研究事業が採択される。2019年3月、全国の自治体に向けての研究事業『ふじさとモデル』の発表と手法の共有の講演実施。
https://www.furusato-zaidan.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/c489bfc2b6ee9505324f477d8b0514bc.pdf
https://www.furusato-zaidan.or.jp/koumin/management/
公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会(JAFM)公共施設部会にて講演(2019年12月)
  
公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会(JAFM)公共施設部会にて、『自治体職員が自ら実施する公共施設マネジメントシステムの構築について』講演。自治体の抱える課題と、ファシリティマネジメントの手法を使ったアプローチを共有。
青森大学、大学施設整備におけるアドバイザリー業務(2022〜2024)
青森大学施設整備におけるファシリティマネジメントに関するアドバイザリー業務。マネジメントへの定期的な報告、中長期修繕計画の立案サポート、建物点検の実施、大規模改修・新築等へのアドバイスを実施。

受賞

日本ファシリティマネジメント協会
2020年度 日本ファシリティマネジメント大賞 奨励賞受賞
公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会、2020年度 第15回日本ファシリティマネジメント大賞において、「小規模自治体における公共施設マネジメント(ふじさとモデル)」のサービス提供者として、奨励賞を受賞。

執筆

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 会報誌
JIA Bulletin 2021年冬号(vol.286号)
「領域を超えて”自分たちのこと(Ours)”へ」南野 稔

日本建築学会 Architectural Institute of Japan
建築雑誌 2023-2月号 FEBRUARY 特集= 02 ビブリオの人々
「図書館から、蔵書を開放する」南野 稔