全国の自治体が抱える公共施設マネジメントの課題に対し、私たち専門性の高いスキルと豊富な経験を持つメンバーとともにチームを組成し、課題の解決に向けて、長期の取り組みを共にするアドバイザーです。

公共施設の管理・運営を通して、将来自治体が生き残っていくためのまちづくりを「リデザイン」する手法を探り、実践して行きます。過去、これまでにつくられてきたまちや建物、そしてこれからつくられるまちや建物に『魂』を込め、大切にたくさんの人達に使ってもらい、ひとびとの暮らしが豊かな社会になることに貢献していきます。

民間で蓄積した施設の運営・管理に関するノウハウを、地方自治体に応用し、地方の魅力を引き出し、これからも人々の生活が守られ未来につながっていくことを支援いたします。

3つのサービス

1. 不動産の運営・管理のアドバイザリーサービスの提供

プロパティマネジメント(PM)、ファシリティマネジメント(FM)の手法法を取り入れ、不動産の運営・管理のアドバイザリー、建物の定期点検のサポート、中長期修繕計画の立案、導入サポートをサポート致します。公共施設から民間施設まであらゆる種類の建物の運営・管理を提案・支援いたします。

2. ⾃治体の公共施設マネジメントの管理・運営の⽀援業務

自治体に特化した、公共施設マネジメント、総合管理計画の作成・導入、公会計の運営、固定資産台帳の導入等をお手伝い致します。また、自治体の公共施設の維持管理に関わる中長期的な資金計画の立案・実行を提案・支援いたします。

3. ICTを活⽤したアドバイザリーサービスの提供

BI(Business Intelligence)や不動産管理ソフトなどのアプリケーションを積極的に活用し、小規模で機動性の良いシステムを活用し、施設の運営・管理に関する経営状態をを可視化することにより、高いサービスの提供をいします。

主な実績

地方自治体関連業務

藤里町Reデザインプロジェクトエリアデザイン(2016〜)

2016年度より「ふじさとReデザインプロジェクト」エリアデザイン『公共施設のマネジメント調査』業務受託。藤里町の公共施設マネジメントの現状調査を実施。

2017年度、公共施設マネジメントの課題、対策を検討。FMの管理手法だけでなく、現在地方自治体が抱える課題『施設の老朽化・歳入の減少』を俯瞰的にとらえ、中長期的な計画立案をサポートした。

2018年度、『公共施設マネジメント調査研究及びマネジメントシステムの構築』事業を受託。地域総合整備財団(ふるさと財団)平成30年度、公共施設マネジメント調査研究(研究モデル事業)事業として採択される。小規模自治体において公共施設を持続的に維持・活用するための、職員中心で実施可能な公共施設マネジメントの仕組みの構築(ふじさとモデル)を達成させた。全国に存在する、同様な自治体だけでなく中核都市においての活用の可能性を広げた。
同年、藤里町で財政的な課題となっている第三セクター「ゆとりあ藤里」「健康保養館」「共同福祉施設」の業務改善事業を受託。

公共施設マネジメント調査研究(研究モデル事業)

公共施設マネジメントinfo

『ふじさとモデル』概要(PDF: 1.0MB)

都城市立図書館整備・管理運営等業務(2017〜2018)

旧都城大丸跡地の再開発の一環として設置される、新しい市立図書館の整備、管理運営を指定管理で受託した「MALコンソーシアム」に参画し、開館準備支援実施。運営管理に関する業務仕様書の作成、支援実施。2018年4月28日開館。

都城市立図書館

都城市立図書館、高城図書館について

横浜市 開港5都市景観まちづくり会議 2019 横浜大会運営委員(2018〜)

安政5年に開港の港に指定された神戸、長崎、新潟、函館、横浜の「開港5都市」において、景観やまちづくりに関する活動を行う市民団体を中心に、景観づくりやまちづくりの議論と交流のための会議を毎年開催。2018年函館大会出席。2019年横浜大会運営委員。

プロパティーマネジメント業務

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(2009〜2016)

プロパティーマネジメント部の責任者として、100施設、約460万㎡、物流ファンド運営・管理の執行責任者を務めた。新規開発プロジェクトのメンバーとして、施設作りのコンセプト、デザインレビュー、詳細プラン作成に参画。新規の開発だけでなく、築古の物件をリニューアルし、7年間連続で98%の高稼働率を達成させた。

2010年10月、シンガポール証券取引所への上場プロジェクトメンバーとして、3か月でシンガポール証券取引所のメインボードに上場を達成した。


大手コンサルティング会社と共同で入居顧客を対象にCS(顧客満足度調査)を毎年実施し、既存物件の改善や新規物件へのフィードバックを実施した。


FM(ファシリティマネージメント)会社とのアライアンスを提携し、全国95物件の安定運営のシステムを構築した。


不動産のアプリケーション(JDE, DSI, BI等機関システム)の開発のプロジェクトマネージャーを兼務し、PM管理、受発注、レポーティングのシステムを構築した。

(株)プロロジス(2006〜2009)

物流施設のプロパティーマネージャーとして15施設、運営管理者を務めた。
『PM体系化プロジェクト』のリーダーとして、プロジェクトを取りまとめ他社との差別化に貢献。


不動産マネジメントソフト(Yardi)の開発担当者として、US本社との責任者を担った。


2007年ProLogis米国本社より、『K. Dane Brooksher Award for Customer Service Excellence』の表彰を受ける。

アセットマネジメント業務

ニューシティコーポレーション(2005〜2006)

レジデンシャルビルのアセットマネージャーとして13棟、資産規模350億の運用行った。


PM会社5社管理の窓口責任者としてレンダーへの窓口となり、日常の運営管理、の構築、取りまとめを行った。


不動産管理システム(MKI)の導入責任者として、システム導入プロジェクトを推進、導入・稼働させた。

ファシリティマネジメント業務

東京美装興業株式会社(1994〜2005)

2003年〜2005年 AIGエジソン生命保険(株)(現プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)へアカウントマネージャーとして出向。全国200拠点のファシリティマネージメント統括管理とオペレーションを担当した。拠点の移転・統廃合のプロジェクトリーダーを務め、本社移転プロジェクト移転計画の作成と移転を実施させた。

2002年〜2003年 シスコシステムズ(株)へアカウントマネージャーとして出向。シスコシステムズWork Place Resource部にてFacility Serviceを提供した。全国11拠点のファシリティマネージメント、ファシリティマネージメントに関わる協力会社との運営・管理を実施した。

ジョンソンコントロールズへ出向(2001〜2002)

ニューヨーク市教育委員会の本部および小中学校23校の施設管理を実施。クライアントディレクターとともに管理運営データベース(Maximo)を使い、建物の修繕履歴管理、オペレーションの予算実績分析、および予算作成に貢献した。その後、ニューヨーク市教育委員会への110校の提案書作成チームに参画し、受託を達成した。

ジュリアード音楽院、ファシリティ・メンテナンス部 インターン(2000〜2001)

Pratt Institute大学院在学中、ジュリアード音楽院、ファシリティ・メンテナンス部アシスタントインターンとして施設管理業務、ビル全体の設備・運営管理を行った。大学内全ての建物機械設備の推定寿命算定と交換時のコストの比較、分析を実施し、予算作成の基礎データーを作成した。

 

会社概要

会社概要

名称 サウスフィールド・マネジメント株式会社
(英⽂名)South Field Management Co., Ltd
所在地 神奈川県横浜市戸塚区品濃町525-1
設⽴ 平成26年5⽉1⽇
資本⾦ 100万円
取締役 代表取締役 南野 稔
お問合せ 045-315-4321
E-Mail minamino@sfmgt.co.jp

代表者経歴

1994年 東京美装興業株式会社⼊社
2001年 Pratt Institute, Master of Science in Facilities Management修了(New York, NY)
2005年 株式会社ニューシティコーポレーション
2006年 株式会社プロロジス
2009年 グローバル・ロジスティックス・プロパティーズ株式会社(現 ⽇本GLP)
2017年 サウスフィールド・マネジメント株式会社にて業務を開始